自社サイトが成果を出していくための5つの視点

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多くの事業者様にとって、Webを活用して満足した成果を出せていません。

成果を出すには、何をすればいいか?

ズバリ!!
定期的な効果測定と改善の繰り返しです。

・・・これしかありません。

効果測定

効果測定、というと難しく聞こえるかもしれませんが、要するに「振り返り」です。
まずは、御社のサイトがどのくらい成果を挙げているか、いくつかの項目を決めて、振り返ってみましょう。
例えば、PV(ページビュー)、CVR(コンバージョンレート)、などのような項目です。

改善

そして、成果を出すことができていない場合には、
その原因を見つけ、改善策を打たなくてはなりません。

自社単独で振り返りや改善ができない場合には、専門家にご相談ください。


以下では、自社サイトが成果を出していくための5つの視点を挙げてみましたので、自社サイト改善の参考にしてみてください。

① 信用・信頼が持てるサイトか

信用・信頼については、当ブログでも何度も取り上げている点です。

  • 創業年数や歴史
  • 取引実績
  • 代表者の経験
  • 表彰実績
  • 資格
  • 特許などの知的財産
  • 関連団体での活動

多くのサイトで、会社概要というページを作っていると思います。
会社概要というと、定型フォーマットのように決まったことだけを書けばいいというわけではありません。

創業して永く地域で展開している場合には、歴史を語ることで大きなアドバンテージを得られる可能性があります。

創業間もない場合であっても、創業者が理念や想い・経験を伝えることで、一定の信用を獲得することができます。

② 安心を発信しているか

  • お客様アンケート(お客様の声)
  • お客様の顔写真
  • 体験談
  • マスコミ・メディアへの掲載実績
  •  例)テレビでの取材、雑誌での取材記事、雑誌広告への出稿など

  • 有名人や芸能人の推薦や来店実績
  •  例)権威ある方からの推薦、芸能人来店時の写真、色紙など

芸能人である必要はまったくなく、一般のお客様からの声(手書きのアンケート)、顔写真があるとベストです。

③ 保証や約束を発信しているか

  • 金額提示
  •  金額掲載が少ない業界の場合に、価格の透明性をアピールすることができます。
     一方で、価格で比較されてしまうことを恐れる事業者様の場合は、その価格帯で納得できる理由をしっかりと明記します。(下記参照)

  • 取引条件の提示
  •  例)取引の流れ、使い方の説明、故障したときの対処方法、発送予定日

  • 返金保証
  • アフターサポート
  •  例)1年間保証、30日間返品可能、

ただ提示しているだけでなく、保証の内容が顧客に理解されやすいか、も重要となっています。

ドミノ・ピザが事業拡大のきっかけとなった有名なUSPの話(30分以内にピザをお届けできなかったら無料)は、”約束”に該当します。

④ 納得できる数値で説明しているか

説明に「数字」が含まれていると、顧客への説得力が増します。

  • 特徴・メリット・効果・効能
  • 原材料・原産地
  • 品質・製造プロセス・提供プロセス
  •  生産者・販売者としては当たり前のことであっても、顧客が知らないことを伝えてあげることで、信頼度が増します。
     さらに、数字を組合せて説明されているか、確認してください。

  • 自社製品との比較
  •  過去の製品と比較して、どの程度の改善・向上が図られているか、説明をします。

  • 他社製品との比較
  •  A社、B社との比較、など、表や数値で比較することで、製品理解が進みます。 

  • Q&A
  •  お客様の疑問に対して明確に回答することが求められます。

⑤ 希少性が打ち出せているか

希少性のあるフレーズがあるメッセージは、インパクトに強く、成果に繋がりやすくなります。

  • 日にち限定
  •  例)毎月◯日限定:映画の日

  • 曜日限定
  •  例)毎週◯曜日限定

  • 時間限定
  •  例)閉店30分前限定

  • 人数限定
  •  例)お一人様限定

  • 数量限定
  •  例)先着10個限定

  • 客層限定
  •  例)アプリ会員限定、女子会限定、新規客限定

  • その他条件限定
  •  例)「サイトを見た」「SNSでシェアをする」

上記の視点は、サイト運営に限らず、
通常のサービスや販促における競合分析や比較でも参考にできます

昨今のビジネスで、競合のないビジネスは、ほとんどないと言っても過言ではないでしょう。
そして、情報検索による比較が当たり前になっていることからも、競合店が顧客にどのように見られているかを知ることが必要です。
これを競合分析と言います。

もし、競合他店が取り組んでいるやり方があるならば、参考にして自社でも取り組んでいかなくてはなりません。

競合分析をしたなかで、競合店で取り組んでいない取り組みがある場合には、先んじて効果を発揮する可能性が高くなります。
競合が取り組んでいる部分では、「あいこ」を狙い、相手が弱い部分には、確実に「勝ち」にいく後出しジャンケンのやり方ですね。

まずは、振り返りに取り組んでみてください!

 

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