ポイント三重取り!?ウォレットアプリ『kyash』の使い方と仕組み

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ウォレットアプリKyashをご存知ですか?

Kyash - お支払いもお金の管理もかんたんに
年会費無料でどこでも使える、Visaプリペイドカードでお支払い。履歴はアプリにすぐ反映、自動で分類されて使いすぎを防止。最大1%のポイント還元も。カードの利用停止もアプリからできて安全です。

2016年にジャフコ、三井住友銀行、伊藤忠商事、電通デジタル・ホールディングス、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルなどから総額10億円超を調達したり、三井住友FG、電通グループ、伊藤忠商事とは業務提携をしたり、、、

個人間送金アプリ「Kyash」がサービス開始--総額10億円の資金調達も
Kyashは12月14日、個人間の無料送金アプリ「Kyash」を招待制のクローズドベータ版として公開した。

今話題のキャッシュレス決済とは少し違いますが、注目のウォレットアプリです。

送金ではLINE PAYやpaymoなんかもできますが。
※paymoはこの5月でサービス終了みたいです。

kyashってなんだ??

Kyash、最初よくわからなかったのですが、使ってみた感想とともに説明してみます。

カードA:Kyashで発行するクレジットカード
まずKyashでバーチャルのクレジットカードA(もしくは本物のクレジットカードA)を発行します。

カードB:普段から使用しているクレジットカード

Kyashで発行するカードAには
通常のクレジットカードのような引き落とし口座の登録はせずに、代わりに
今持っているクレジットカードBからチャージする(使った分だけ勝手に引き落とされる自動チャージ設定も可)か、
銀行振込やコンビニATMなどから事前にチャージします。

例えば、ECサイトで買い物をするときに、
クレジットカード番号Bを入力して決済しますよね。
ここで、クレジット決済するカードをKyashで発行したカードAにします。

クレジットカードBから自動チャージされる設定にしておくと、
AからECサイトに支払われますが、実際の請求はB社から来ます。

実際に、今朝、セキュリティソフトの更新の手続きに、
バーチャルカードAで決済をしてみました。

支払い元は、自動チャージ設定をしたクレジットカードB(VISAカード)となっています。

ポイントの二重取り

ここで、クレジットカードBから自動チャージされた金額としてB社のポイントが付与され、
さらにバーチャルカードAで決済されているので、kyashのポイント2%が付与されます。

これがポイントの二重取り、というわけです。

使用するクレジットカードによっては、合計3%を超えるポイント還元になるのでしょうか。

キャッシュレス決済と組み合わせる

さらにさらに、今話題のキャッシュレス決済のアプリへの入金もkyashでやってしまえば、
キャッシュレス決済アプリで付くポイントも加算されて三重取りになるみたいです。

対象アプリは限定されているようですが、私もOrigami payで登録してみました。

個人間の送金も無料でできる

もう一つ、Kyashのウリとしては、個人間の送金も手数料0でできる、というところです。
※そもそもKyashは個人間の送金アプリとして始まっています。

飲み会での割り勘のような場合、
個別の支払いを1円単位で分割することができますし、
さらに各自がクレジットカードでチャージすれば、
個人間の送金にもクレジットカードのポイントも付いちゃうんですね。。。

Kyashを使う際の注意点

3Dセキュア取引には対応していない

3Dセキュアとは、3DセキュアはVISAが開発した本人確認システムで、
クレジットカード番号や有効期限に加えて、
本人専用のパスワードを確認することで、不正取引を防止する機能です。

現時点で、Kyashは3Dセキュアに対応していないため、
使用するECサイトなどによっては、Kyashのカードを使うことはできません。

キャッシュレス決済の台頭PayPayも3Dセキュアが必要なので、
PayPayは別のカードでの登録が必要になります。
※前述のとおり、Origami Payは登録できました。

チャージや還元ポイントは出金できない

事前にチャージしておいたお金や、使用後に還元されたポイントを
現金として引き出す(銀行口座などに振り込む)ようなことはできません。
あくまでKyashの取引のなかで使っていくしかありません。

Kyashの収益モデルは?

じゃあ、Kyashはなにで儲けているのか??
(ここからはあくまで僕の想像です)

僕のように、クレジットカードBで自動チャージされる場合
右から左(本来のクレジットカード会社Bから店舗)へ仲介しているだけなら、
クレジットカード会社Bも決済手数料を取るはずなので、
kyashとしては2%のポイントを付与している分、通常の決済手数料よりも少ない利益でトントン、
もしくは損しているのではないでしょうか。

一方で、銀行振り込みやコンビニATMでチャージしてkyashを利用した場合、
店舗から徴収するクレジットカード手数料(例:3.xx%〜)がそのままkyashへ入ることになります。

クレジットカード手数料が入る胴元のようになると、アホみたいに儲かるので、
上記のクレジットカードでチャージするような場合のkyash側の負担(2%のポイント付与)を帳消しにするくらいの
圧倒的な収益が得られているのではないか、と考えます。

もし、違う収益モデルがあれば教えてください、、、

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(・・・100円かよ!!!)

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