今年も個人事業税の納付書が届きました。
個人事業税の計算方法は
所得金額+青色申告特別控除額65万円-事業主控除290万円
で課税標準額を求め、その結果に対して、
業種ごとの税率(3〜5%)を掛けて求められます。
納税は、2回に分けて払うことになっており、
第1期は8月末、第2期は11月末の納付期限となっています。
さて、納税額が結構な金額になるため、
少しでもお得な方法で支払いたいので、
いったいどの納付方法がお得なんだろう?と、調べてみました。
納付方法
個人事業税(都税)は、2021年8月現在、下記のような納付方法に対応しています。
- 金融機関や都税事務所の窓口
- コンビニエンスストア
- スマートフォン決済アプリ
- クレジットカード
- ペイジー
- 口座振替(自動引落し)
キャッシュレス決済では、
- Pay pay
- Line Pay
- au Pay
- d払い
- Jcoin
- PayB
- モバイルレジ
といった方法があるようです。
お得に払う=決済ポイント付与を狙う
注)
2021年8月に作成した記事です。
サービス変更などでポイント付与されないケースがあります。
納付前に、最終的な確認はご自身でお願いします。
窓口やATMでの現金払い、口座振替 (お得度:☆☆☆)
銀行やコンビニ等の窓口、ATMで現金払いをするケースです。
当然、現金払いではポイント付与がありませんので、お得度は0です。
銀行によっては、口座振替にポイント付与をする銀行もあります。
例えば、楽天銀行での口座振替は、
1件につき1〜3円相当の楽天ポイントが付与されます。
毎月の引き落としがある場合は、
じわじわとお得になってくるかもしれませんが
年2回の個人事業税では、お得感は小さいですね。
クレジットカード決済 (お得度:★☆☆〜★★★)
ポイント付与でメジャーなクレジットカード払いですが、
クレジットカード決済の場合は、
1万円ごとに73円の決済手数料がかかってきます。
つまり、0.7%程度の手数料がかかる計算ですね。
ポイント付与率0.5%のクレジットカードの場合は、
ポイント付与よりも、手数料が高くなるので、注意が必要です。
・・・となると、クレジットカード決済の場合は
クレジットカードポイント付与率が
1%のカードを使用する場合に0.2%程度
2%のカードを使用する場合は、1.2%程度お得になります。
スマートフォン決済アプリ(単独) (お得度:★★☆〜★★★)
スマートフォン決済アプリの請求書払いの場合、
クレジットカード決済のような決済手数料がかかりません。
例えば、Pay Payの場合は0.5%、人によっては最大1.5%のポイント付与があります。
⇒2022年に、請求書払いはポイント付与対象外になったようです。
Pay Payは多くの方が利用しているので、
0.5%ポイントが獲得できる王道の納付方法かもしれません。
1.5%のランクの人は、最強の納付方法ではないでしょうか。
ポイント2重/3重取りのスマホ決済アプリ (お得度:★★★)
最もお得だと考えられるのは、
ポイントの2重、3重取りができる
スマートフォン決済アプリです。
2重・3重取りとは、
①チャージする場合に0.5%ポイント付与
②決済時に0.5%ポイント付与
③連携するポイントカードに0.5%ポイント付与
と3つ合計で1.5%が付与されるようなことです。
ポイント3重取りができる支払い方法があれば、
高ポイントが付与されるため、最もお得になると思われます。
例として、ファミペイを見てみたところ、
ファミペイは、個人事業税の支払い自体は可能ですが、
ファミペイボーナス還元(ポイント付与)は対象外ということでした。
2024年8月に書いた記事です ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
最強はd払い?
d払いでは、
①dカードでのお支払い設定で1%
②d払いで0.5%
③dポイントカード提示で1%
となるので、三重取りの2.5%となります。
アプリでの請求書払いには、③カード提示をしませんので、
①+②=1.5%となるということでしょうか。
今のところ最強かもしれません。
⇒d払いでも、請求書払いはポイント付与対象外になったようです
私は・・・
普段は、楽天経済圏を活用していますが、
楽天ペイなどでは、ポイント付与対象にならず。
d払い : dカードがない
ファミペイ : ファミマTカードがない
などの、指定クレジットカードがない。
PayPayで支払おうと思いますが、
チャージのYahoo!カードは持ち合わせていないため
決済時の0.5%ポイントのみ、となりそうです。
2024年8月に書いた記事です ↓ ↓ ↓ ↓ ↓