補助金申請では、「補助事業」と呼ばれる補助金の支給対象となる取り組みを行うことになります。
小規模事業者持続化補助金の補助事業は、「販路開拓」の取り組みのことです。
では、自社における販路開拓の取り組みとはどのようなことか。
それは事業者の状況によって、バラバラです。
例えば、
創業して間もなく顧客からの認知が少ない場合や、新たな顧客層を狙う場合は、認知されるための取り組み。
永く営業をしていてお店の認知はされているが、来店までに結びつかない場合は、来店促進の取り組み。
来店はあるが、購入率が低い場合は、購入促進の取り組み。
リピート客を増やしたい場合は、既存客向けの再来店の取り組み。
というような、経営状況や課題に応じた施策が必要になってきます。
多くの事業者は、【◯◯が欲しい】から補助金を申請する、と考えがちですが、上記のとおり、【現在の課題】→【課題を解決する】→【◯◯が必要】というストーリーが必要となります。
そのストーリーを計画書に落とし込むと、補助金の必要性や有用性が評価され、採択に繋がります。
現在の課題はどこに該当するか、まずはじっくりと考えてみてください。
その課題を解決するための経費に、小規模事業者持続化補助金を活用しましょう。