1月も中旬となり、いよいよ小規模事業者持続化補助金の応募締切が迫ってきましたので、提出前の計画書チェックについてお伝えしていきます。
当たり前のことがほとんどなのですが、意外とできていないところ、ミスしている箇所が多いのが実情です。
こうしたミスによって不採択を招くことが十分にありますので、必ず見直してください。
様式3 経費明細表
もっとも多く見受けられるミスが、様式3の経費明細表に関する部分です。
・”経費内訳”欄の、単価×数量、などの記載がされていますか
・計算結果が右側の金額と合致していますか?
・”(1)補助対象経費合計”の計算はあっていますか?
・”(2)補助金交付申請額”の計算はあっていますか? ※1円未満は切り捨てです。
また、経費明細表の金額は、課税事業者は税抜金額を記載、免税事業者と簡易課税事業者は税込金額を記載します。
※様式5に、課税事業者/免税事業者/簡易課税事業者の選択欄があり、当然、合致している必要があります。
※このあたりの書き方を確認していただける商工会・商工会議所もあります。
・”経費区分”は、以下で指定された費目が書かれていますか?
様式3 資金調達方法
・”2.持続化補助金”の金額と、経費明細表”(2)補助金交付申請額”が一致していますか?
・”5.合計額”の金額と、経費明細表”(1)補助対象経費合計”が一致していますか?
・<「2.補助金」相当額の手当方法>の金額は、”2.持続化補助金”の金額と一致していますか?
※このあたりの書き方を確認していただける商工会・商工会議所もあります。
誤字脱字がないか
誤字脱字で減点される場合もあります。
何度も読み返しておきましょう。
審査員がサッと読んで理解できるか
小規模事業者持続化補助金は書面だけで審査されることになります。
文章だけでは、特徴やイメージ、雰囲気が伝わりにくいことも多々あります。
そのようなときに有効なのが、下のように計画書内に、写真や画像を貼り付けることです。
例えば、看板メニュー、改修前の内装、改装イメージや図面などです。
※写真や画像を要所要所に使いましょう。使いすぎると、逆に何がポイントなのかわからなくなり、効果が薄れますのでご注意ください。
ダラダラ長い文章になっていないか
文章を上手に書く必要はありません。
審査員が読みやすくなるように、端的な文章構成を工夫してみましょう。
・箇条書きを使う:(1) a)のような付番や、●や行頭文字を使う
・適度な改行をする
・下線を引く
・文字に色を付ける
などして、必要な箇所を強調することも効果的です。
締切の1/27までにまだ時間が取れる方は、少しでも読みやすく改善していきましょう。