持続化補助金のダメな例 〜新商品・新サービスにばかり着目しすぎる

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小規模事業者持続化補助金では、2つの計画書を作ることが求められています。
様式2 経営計画書
様式3 補助事業計画書
です。

この2つの計画書は、どのように書き分けたらいいのか?
また、今回の補助金を活用するにあたって、新しい商品の取り扱いや新サービスの推進を進め、その販売促進の費用に補助金を活用する、という方が多くいらっしゃいます。
そのような場合は、どのように書いたらいいか、ということを抑えておきましょう。

多くの方が陥りがちなことは、様式3と様式2いずれも新しい商品やサービスのことばかりを書いてあることです。

まず、様式2は、経営計画書という名のとおり、経営全体を見渡して書くことになります。
1.企業概要:過去〜現在
2.顧客や市場:現在
3.強み:現在
4.経営方針や今後のプラン:現在〜将来
を、会社全体について、時間軸を意識してまとめてみてください。

そして、様式3は、補助事業計画書ですので、新しくやりたい事業(新商品や新サービス)についてまとめることになります。

これらの書き方に決まりはありませんが、明確に整理された状態の方が、審査員は理解しやすくなります。

続いて多いのは、様式3が商品やサービスの説明だけで終わっていることです。
補助事業で何をするか、を書くので、商品やサービスの説明があっても問題はありませんが、商品やサービスの説明だけをして、「では、いったい補助金を使って何をどのように進めるの?」という記載がまるっと抜けているケースですね。
特に、販促方法については、経費明細表にだけ書いておくのではなく、
2.販路開拓等の取組内容に、どのようにその商品やサービスの販促を行い、販売に結びつくかを論理的に説明をしていくことが求められます。

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