コスト管理はどこから?大きなコストから見直してみましょう!

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3月に面談をした企業では、利益体質の経営にシフトすることを目標に掲げ、社長自らがその施策を練って取り組まれていました。

その内容を聞いてみると、コスト管理に取り組み始めた、ということです。

コスト管理はもちろん重要です。
ただ、その企業のよくなかった点は、
細かなコストに気を取られ、管理した気になっていた、ということです。

例えば、
・印刷コスト削減のために、複合機を入れ替える
・水光熱費削減のために、使用方法の徹底
・電話会社、プランの変更
・消耗品の管理
・紙媒体の電子化
・宅配業者との価格交渉
・余剰在庫の削減
・通勤費や出張旅費の制度制定
など。
これだけ取り組めば、管理している感も出ていることでしょう。

もちろんこういった取り組みも大事です。

しかし、この企業では、コスト管理で取り組むべきポイントがありました。


コスト管理の基本

コスト管理は、小さなもの、ではなく、大きなもの(最大のもの)からが基本です。
小さなものを管理するとその労力だけがかかり、効果が小さいため、
同じ労力をかけるのであれば、大きな効果が期待できるものを管理しましょう。

事例企業の改善結果

その企業の最も大きなコストは、外注費でした。

しかし、外注費に関しては、
「依頼したら任せっきり」でその管理ができていない、
依頼したら納品されるまで、状況がまったくわかっていない、という現状でした。

そこで、3月に伺った際には、
契約内容の見直し、業務内容の見直し、進捗管理(コミュニケーションの改善)、(場合によっては)外注先の変更検討などを指導してきました。


さて、先日、結果を確認しに訪問しましたところ、
3月に契約内容を変更することになった旨、報告頂きました。

その内容が、業務の一部を自社社員で行ってから、外注する、という業務の見直し、と
契約の見直し(約4年前の契約から条件を変更)により、4月の外注費は約10%削減できた
ということを確認しました。

コスト管理は、大きなコスト、最大のコストから

得られる効果は大きいはずです!
ぜひ、やってみてください。

 

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