補助金申請に必要なストーリー

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平成28年度補正小規模事業者持続化補助金の公募が開始されて、約2週間ほど経ちました。
申請を希望する事業者からの問い合わせも多くなってきており、支援も進んでいます。

様式2(経営計画書)と様式3(補助事業計画書)に、それぞれ何を書いていいのか
という質問が多いので、ブログにも書いておきたいと思います。

まず、計画書全体を通して、以下のような流れ(ストーリー)を意識して書いていただくことになります。
【過去から現在までの経緯】
→【現在の状況(自社分析・競合分析・顧客分析)】
→【今後の目標、そのための課題】
→【課題解決のための具体的な取り組み内容】
→【取り組みの成果】

そして、この流れを2つの計画書に分けて書きます。
<様式2>
【過去から現在までの経緯】
→【現在の状況(自社分析・競合分析・顧客分析)】
→【今後の目標、そのための課題】
<様式3>
【事業の目的】(=課題解決)
→【事業の概要】
→【具体的な取り組み内容】(=課題解決の手段)
→【取り組みの成果】

これで、2つの計画書に関連性や一貫性が出てきますね。

最後に、計画書作成で陥りがちな2つのケースを書いておきます。
1つ目は、様式2と3とがつながっていないケースです。
例えば、「リピート客の増加の取り組みが必要だ」と様式2で挙げておきながら、様式3では「新規客獲得のためにHPを作ります」というような感じです。

2つ目は、様式2と3に書くべきことが書かれていないケースです。
様式3ではサービス内容の説明だけになってしまい、補助金を使って何をしたいかを様式2に書いてしまっている方が多く見受けられます。

2つの計画書にはそれぞれ役割があって、1つのストーリーで繋がっていることを意識して、取り組んでいただければと思います。

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