平成29年7月に発生した九州北部豪雨の影響を受けた小規模事業者に対し、販路開拓等の経費の一部を補助する小規模事業者持続化補助金<九州北部豪雨災害対策型>の公募が、8月17日に開始されました。
昨年度も、<熊本地震対策型>、及び<台風激甚災害対策型>の公募がありました。
九州北部豪雨災害対策型 公募概要
対象者
激甚指定地域(福岡県朝倉市または朝倉郡東峰村)
平成29年7月九州北部豪雨により直接被害または売上減の間接被害を受けた小規模事業者
非激甚指定地域(福岡県田川郡添田町)
平成29年7月九州北部豪雨により直接被害を受けた小規模事業者
非激甚指定地域(大分県日田市)
平成29年7月九州北部豪雨により直接被害を受けた小規模事業者
直接被害とは:九州北部豪雨により事業用資産に損壊等の直接被害が生じたことを言います。
間接被害とは:九州北部豪雨の影響で売上減が生じたことを言います。
補助率と補助上限額
激甚指定地域:100万円
非激甚指定地域:50万円
補助率は、いずれも2/3です。
遡及適用
平成29年7月5日以降で交付決定の前に行われた事業に要する経費についても、写真等によりその事業が補助事業の全部又は一部であることを確認できるものについては補助事業の対象とすることができます。
多くの補助金制度では、採択&交付決定後に使用した経費しか認められていませんでしたが、今回の<九州北部豪雨災害対策型>では、災害発生後に使用した経費と認められれば、過去の経費も補助対象になる、という制度となっています。
公募期間
第1次締切
平成29年8月17日(木)~平成29年9月8日(金)【当日消印有効】
第2次締切
平成29年8月17日(木)~平成29年10月13日(金)【当日消印有効】
採択率
小規模事業者持続化補助金については、採択率の公表はありません。
しかし、災害復旧を目的とした補助金の場合、該当する企業であれば、比較的審査が通りやすいことが予想されますので、該当される事業者様は、申請をお勧めします。
特に、他の補助金も含め、第1次締切の採択率が高くなる傾向があります。
応募を検討されている事業者様は、第1次締切を目標に取り組まれるとよいと思います。
お問い合わせ先など
商工会管轄の事業者様
・全国商工会連合会
・大分県商工会連合会(日田地区商工会地域)097-534-9507
商工会議所管轄の事業者様
日本商工会議所 小規模事業者持続化補助金事務局
無料Web相談
小規模事業者持続化補助金の公募では、無料Web相談を受け付けています。
上記よりお問い合わせいただきますと、補助金応募に向けて、
・小規模事業者持続化補助金の応募対象の事業者であるか?
・採択されやすい事業内容か?
・使用したい経費が適切であるか?
・採択されるための改善点
といった観点から、無料でアドバイスをさせていただきます。
アドバイスは2営業日以内にEメールにて返信する予定です。
私は、全国(北は北海道、南は沖縄とまではいかず広島・香川までですが、、、)の事業者様に対して、採択を支援した実績があります。
手堅く採択を勝ち取るためには、ぜひ専門家をうまくご活用ください。