ものづくり補助金の質問に多い「革新的」ってどういう意味?

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まもなく公募開始がされる予定のものづくり補助金。
問い合わせが多くなってきました。

いつも事業者様から質問される(こちらからも指摘をする)内容が

「革新的」ってどういうことなんだろう?

です。

 

今回は、その回答をブログにまとめてみました。

「革新的」の定義!?

公募要領には、「革新的」の定義や意味は書かれていません。

一般的な国語辞書で調べてみると、

古くからの習慣・制度・状態・考え方などを新しく変えようとすること。特に,政治の分野で社会体制・政治組織を新しく変えること。また,変えようとする勢力。

のような記載があります。

「革新的」とは、
新しい取り組みである、ということは間違いないですね。

続いて考えるのは、どの範囲で新しい取り組みであるか?が重要になってきます。

結論から述べると、
自社にもなく、他社でも一般的ではない
を言います。

ですから、
自社にとっては新しくても、業界で一般に普及しているものは「革新的」とは言えない
ということです。

最新の設備を入れること、ではない

「革新的」とは、どこを指すのか?

これも認識のズレがある場合があります。

 

多くの事業者が勘違いされているのが
最新の機能を備えた設備を導入すればいい、ということ。
設備を入れれば誰でもできること、
これは「革新的」には該当しません。

 

自社や業界で目指すべき理想の姿が、現状と違って「革新的」な状態であることが必要です。

そのための手段として設備を入れて、自社の強みを活かしながらサービス開発をして、
という取り組みに対して、補助金を活用することになります。

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