AIに依頼する入口:パソコン・スマホ・スマートグラス・スマートリングの使い分け

AIに頼む入口は増えています。僕は今、パソコン、スマートフォン、スマートグラスの3つから、同じClaude Codeに頼めるようになっています。

最近、スマートリングにも興味があって、、、順番待ちの登録だけして発売を待っている段階です。

この記事では、それぞれの入口でどう頼めるのか、どの場面には合わないのかを、自分の環境の話として整理します。

動くAIエージェントは同じ

入口(スマートグラス・スマートウォッチ・スマートリング・イヤホン)から、スマートフォンやパソコンを通り、AIエージェント(Claude Code)がコンテキストを読みに行く流れの図

頼む相手はAIエージェントで、僕の場合はClaude Code(CLAUDE.md)です。Claude Codeには、メモリや人物カード、進行中の案件を読める状態にしてあります。

図の流れは、入口、スマートフォンまたはパソコン、Claude Code、コンテキストの順です。どの入口から頼んでも、僕の状況を知っている相手に届くわけです。

4つの入口をどう使い分けているか

パソコン

パソコンからAIエージェントを呼ぶ流れの図(イヤホンを入口にする場合)

机に座って作業するときは、パソコンです。キーボードでも声でも頼めて、結果は大きな画面で読めます。いくつものファイルを見比べたり、成果物を仕上げたりする作業は、パソコンがあれば足ります。声で頼むときは、イヤホンがマイクの代わりです。

スマートフォン

スマートフォンからAIエージェントを呼ぶ流れの図

ウォーキングの最中、移動中、外出先で思いついたことを投げたいときは、スマートフォンで頼みます。僕はDiscordから、Mac mini上のClaude Codeに依頼を送っています。ただし、画面が小さいので、長い文章を読むには向きません。

スマートウォッチ/スマートグラス

スマートウォッチやスマートグラスからスマートフォン経由でAIエージェントを呼ぶ流れの図

使っているのはAIスマートグラスのEven G2です。つるを押さえながら話すとClaude Codeに依頼が届き、返事が短い文字でレンズに表示されます。歩きながら一つ聞いて、一つ答えをもらう使い方に向いています。長い返事や何往復も続くやりとりは、レンズ上だと読みづらいです。

※スマートウォッチは持っていません。手首に小さな画面がある点はグラスと共通なので、同じような使い方になると考えています。

図のとおり、メガネの先にはスマートフォンがあります。メガネの役目は声を拾うことと結果を見せることで、通信とAIへの接続はポケットの中のスマートフォン(アプリ)が担います。スマートフォンを取り出さずに済むだけで、持ち歩かなくてよくなるわけではありません。

スマートリング

スマートリングからスマートフォン経由でAIエージェントを呼ぶ流れの図

※スマートリングはまだ持っていません。

natura社のInterfaceという製品の順番待ちに登録してみました。製品側の発表では、押して話すとClaude Codeなどに指示を出せるとされています。実際に使ったことはなく、価格も発売時期も確かめていません。

リングには画面がないため、結果はスマートフォンで受け取ることになります。グラスは話している間、片手でつるを押さえますが、リングならその手があきます。ただし、答えを読む画面は別に必要です。

外で使うときに引っかかること

グラスやリングが役に立つのは、外にいてスマートフォンを取り出したくない場面だと考えています。机の前ならパソコン、立ち止まれる外出先ならスマートフォンで足りているからです。

ただ、外で使うなら、表示の見え方も確かめておく必要があります。

スマートグラスEven G2は、快晴の昼間は外が明るすぎて、表示が見えにくかったです。黒い壁や影のほうへ顔を向けると読めました。夜に試し直すと、はっきり見えました。

声で頼む点にも制限があります。歩いているあいだは話せても、電車の中や店の中では話しにくいものです。これはグラスでもリングでも変わりません。

使いどころは、まだ模索中です

Even G2を買ったのは2026年3月でした。普段メガネをかけないこともあり、しばらくはほとんど使っていませんでしたが、アプリのバージョンアップで、前より使いやすくなっています。

面談中や登壇中は、グラスに原稿やメモを出す使い方もできます。ただ、相手や聴衆の前でAIに頼るのは違う気もして、どうするかはまだ決めていません。

メガネからAIに頼むこと自体は、もうできますが、どのように使いこなしていくか、まだまだ模索中です。


この記事の元になったコラムは、AI活用マップに載せています。コラム:そう遠くない未来のAI体験。