昨日の事業承継補助金に続いて、平成29年度創業補助金の募集も来週5月8日から始まるようですね。
今年の創業補助金は、過去の内容より少し要件が変わっていますので、注意が必要ですね。
対象者
(1)平成29年5月8日以降に創業する人
(2)産業競争力強化法に基づく認定特定創業支援事業を受けた人/受ける予定の人
(※受ける予定でも応募可能であり、採択後に実際に受けることが必要)
というのは、例年と同じ内容です。
対象者に対する変更点としては、
(3)補助事業の遂行のために新たに従業員を1名以上雇い入れた方
という要件が追加されています。
従業員とは、おそらく正社員(社保加入も必須)かと思います。
※5月8日の正式発表を待ちたいと思います。
創業補助金のいいところは、人件費も補助対象となりますので、雇用にかかる金銭負担を補助金で軽減させることができます。
補助金額、補助率
補助金額についても変更があります。
補助上限200万円は変わらないのですが、
外部資金調達を行わない場合は100万円
という要件が追加されています。
外部資金調達とは、要するに銀行借入ですね。
応募時に、資金調達の確約がある場合に200万円、確約がない場合は100万円となり、創業に向けて早めに動いている方が有利となりそうです。
また、これまで2/3だった補助率が、補助率:1/2になっています。
200万円の補助金をもらうためには400万円以上使う、
100万円の補助金をもらうためには200万円使う必要があります。
今回の採択予定件数は150件程度、とのことですので、昨年の採択率が4.7%と同じくらい、おそらく今年も激戦になることでしょう。