小規模事業者持続化補助金では、具体的な行動、効果設定を書いていくことになります。
しかし、多くの場合は、曖昧な言葉でまとめられ、まったく具体性のない内容になってしまっている、という状況です。
これは補助金の計画書や売上計画のような資料だけでなく、会話やメールなどの通常のコミュニケーションにおいても同様のことが起こってしまっています。
そもそも具体的でない書き方がどのようなものか?
私の見てきた計画書で多かった例を挙げていきます。
- 管理します
- 運営します
- 改善します
- 図ります
- 共有します
- 効率化します
- 向上させます
- 質
- 戦略的に・・・
かっこよく文章が締まっているように見えます。
ぱっと見た感じでは。
この言葉だけ書かれていても、何をするのか、どういう状態なのか、伝わらないですよね?
これが、具体性がない、曖昧な状態、ということになります。
あなたの計画書でも使っている言葉があるのではないでしょうか?
どのようにすれば具体的な記述になるか。
それは、行動ごとに分解することです。
例えば、顧客を管理します、をより具体的な記載にするには、
・販促の対象とする顧客を検索できるようデータベース化します(ソフトを導入します)
・対応した社員への入力を徹底させるよう、ルールを作ります
・全社員が使いこなせるように、導入時の指導を行います
というような行動を書きます。
行動の記載があることによって、実現可能性の評価が高くなってきます。
曖昧な表現にとどまらないためには、行動まで書かれているか、チェックしてみましょう!