【保存版】Webで集客できる!は本当だった

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Webで集客できる!は本当だった
モノやサービスが溢れ、私たちは十分に満たされています。
先日も、休日に家族で街に買い物に出かけたにも関わらず、「特に欲しいものはないよね・・・」と妻が口にしていました。

戦後間もない頃、もしくは高度成長期のように、モノやサービスを並べれば売れる時代ではありません。

企業目線で考えると、壊れていない、まだ使える(しかも、日本製は壊れにくい!!!)にも関わらず、新しい商品を買ってもらわなくてはならない、数ある競合の中からお客様に選ばれなければならない、ビジネスをするうえではとても難しい環境にあるのです。

そうした環境のなかで、もっと売上を上げなければ、、、と苦戦されている中小企業、個人事業主の皆様に向けて、インターネットで集客をするために役立つまとめ記事をお届けします。

もし、現状で、インターネットを活用した集客ができておらず、不安や不満をお持ちであるならば、この記事がなにかしらお役に立てるはずです。

端的に要点を抑えて書いていますが、網羅的に記載しましたので、15,000字を超える長文となりました。
お気に入り/ブックマークなどをして、必要な状況に応じて繰り返しお読みいただき、有効にご活用ください。

多くの事業者が気づいていない2つの視点

ビジネスだけでなく、人間関係において、信用・信頼が大事なのは、言うまでもありません。
しかし、インターネットを集客にうまく活用できていない企業は、信用されていない・信頼感を持たれていない状況に気づくべきです。

信用と信頼の違い

まず、信用と信頼の言葉の違いを説明しておきます。
どちらも、相手を信じる、ような言葉で似ていますが、意味が少し違います。
※信用:過去に対して評価する
※信頼:過去の振る舞いを踏まえて、未来の行動に期待する

土台に信用があって、信用の上に信頼がある、というような理解でよいでしょう。

 

“ほったらかし”は信用度を下げてしまう

ほったらかしは信用度を下げてしまう
信用をなくすことは簡単です。

もう何年も手を加えていない、例えば、最終更新日が2010年、のような、ほったらかしのWebサイトがあったとしましょう。
仮にインターネットから集客ができたとしても、2010年に書かれた情報を、今読みたいと思うでしょうか?
長きに渡り、メンテナンスされていないような企業に、安心して仕事を任せたい、と思うでしょうか?

毎週のように更新があるWebサイトと比較されたときに、どちらのWebサイトにある情報を信頼できるか、どちらの企業が取引しやすそうか、どのように判断されるか、おわかりでしょう。

常に最高・最善・最新の状態になっていない管理されていないような、杜撰なWebサイトを持っている時点で信用度は下がり、商品やサービスの内容を調べる前に、比較対象外にされてしまいます。

また、HPなどを持っていない場合も、信用が失われる状態にあると言えます。
おそらく、iタウンページのような社名と住所のような、不完全な内容が掲載されていたら、インターネットでの集客に対し、なにもしていない状況が一目瞭然です。
今時、HPもないような企業とは付き合えない、と見向きもしてくれないことも、十分に考えられます。

Webサイト(特にHP)は、店頭の看板以上に重要な企業の顔と言っても過言ではなく、インターネット上だけで評価・判断されてしまうのです。

インターネットから集客をする上では、インターネットで情報を得られないのはダメ、Webサイトを中途半端に持っているだけでもダメなのです。

信用を失った企業が、その後の取引を目的とした信頼関係を構築をするには、とても難しくなってしまうでしょう。
最低限、信用されるような状態にしておかなくてはなりません。

 

信頼関係を構築しようとしていない

信頼関係を構築しようとしていない
マーケティングとは、「私はあなたから買いたい」と思わせるために行う取り組み全般を指します。

お客様の購買行動は、商品・サービスを知るところから始まり、興味を持って、欲しいと思い、購入する、流れになります。
※実際には、商品・サービスを知る前に「自分が◯◯を必要だと把握していない」状態や、「そもそも◯◯が必要だと感じていない」状態がありますが、ここでは省略します。
お客様の購買行動

マーケティング用語に、AIDMA(AIDA)やAISASという言葉があります。
AIDMA(AIDA)やAISASは、お客様がモノやサービスを知ってから買うに至るまでの心理的・行動的なプロセスです。
それぞれの言葉(英単語)の頭文字をとって、AIDMA、AISASと表しています。

AIDMA
Attention(認知)商品やサービスを知る
Interest(興味)興味・関心を持つ
Desire(欲求)欲しいと思う
Memory(記憶)
次に見た時に思い出せるように記憶しておく
Action(購入)購入する
AISAS
Attention(認知)商品やサービスを知る
Interest(興味)興味・関心を持つ
Search(検索)インターネットで検索する
Action(購入)購入する
Share(共有)SNSなどにシェアする

通常のセールスマンの活動を考えてみると、名刺交換をして、お客様先に訪問をして、何度かお会いするなかでデモンストレーションやプレゼンテーションを行い、ときには接待などで親睦を深め、、、ようやく購入に至ります。
信頼関係が構築された結果、あなた(御社)から買いますよ、となるのです。

これが、リアルの世界での営業活動であり、信頼関係構築が重要だとは、すでに理解していただいているでしょう。

特に、付加価値(主には価格)が高い、専門性が高い、購入者が無知なものは、何を買うか、いくらで買うか、で悩んだりはせず、どこで買うか、誰から買うかが重要になります。
例えば、住宅のように付加価値の高い商品や、中古車選びのような素人では違いが判断できない商品、特殊な技術を要するようなサービスについては、本当に買っていいのだろうか、買っても大丈夫だろうか、失敗したくない不安が伴いますので、安心・安全を選び、信頼できる人から買う傾向にあります。

商品やサービスを知って、購入するまでの間に、信頼関係を構築できれば、安心してあなたから買っていただけるようになります。

先に示したAIDMA(AIDA)やAISASでも、ネットで情報を検索しているときに、企業/お店/人が信頼できるかを判断しているのです。


このように、集客ができ、お客様が興味を持って欲しいと思っている間に、競合と検索・比較されている間に、あなたを信頼してくれるようにすることこそ、マーケティングの真髄であって、『あなたから買いたい』と思われるように取り組むべきなのです。

しかしながら、多くの企業(商品・サービス)では、対面では1人の顧客に時間、労力、コストを割いて信頼関係を構築してから販売しているものの、インターネット上では、信頼関係を構築する施策をやっていないのです。

多くのHPでは、「商品・サービスの紹介だけして、今すぐ問い合わせしてください、今この場で商品を買ってください」、と、なんとも無謀な営業をかけている状況なのです。
下図で表すところの、信頼関係の構築をすっ飛ばして、上の矢印の流れを進めているのです。

信頼関係の構築が重要
信頼関係構築の重要性は理解しているはずなのに、ネットの世界においては、この信頼関係を構築するステップがごっそり抜け落ちてしまっている企業が本当に多いのです。

インターネット(HPやブログ、SNSなど)を使って集客をする場合であっても、お客様から信頼されるような情報発信をしていなくてはならない、と気づいてください。


なぜネット集客なのか?

なぜインターネットを使うべきなのか?

なぜインターネットを使うべきなのか

インターネットは成長媒体

情報通信白書(2015年末のデータ)によると、携帯電話の普及率95.8%、スマホ普及率76.8%となり、まだまだスマホ普及は進むと想定できます。
また、インターネット普及率83.0%のうち、スマホからのインターネット接続は54.3%を占めています。
それにより、モノを買うのも、サービスを受けるのも、どこかへ行くのも、食事をするのも、贈り物をするのにも、私たちは、まず検索して情報を集めるようになっています。
私たちは調べたいと思ったら、すぐに検索できる環境にあるのです。

また、電通が発表した2016年日本の広告費によると、マスコミ4媒体(テレビ・ラジオ・新聞・雑誌)やプロモーションメディア広告(折込・DM・屋外広告・フリーペーパーなど)が占める割合が小さくなる一方で、インターネット広告は10%近い成長を続けており、広告費全体に占めるの割合も大きくなっています。
技術的な進歩のおかげで、効果的な広告を出せるようになり、広告市場は、インターネット広告へのシフトがトレンドになっています。

多くの企業がお金を出すのは、ユーザーがいる証拠です。
トレンドに乗っておくのは、ビジネスにおいて有効な戦略です。

ライバルが少ない

70%の中小企業が、HPやブログなどのインターネット集客ツールを保有しています。
しかし、実際に活用できている企業は、わずか3.7%しかないのです。(アウンコンサルティング株式会社の調査より)

実際に、同一商圏にある同業他社のHPを見てみてください。
毎週のように記事を更新している企業はどれくらいありますか??

お客様は情報を求めているにもかかわらず、事業者側が対応しきれていない現状なのです。
狭い商圏でビジネスをしている事業者こそ、インターネット活用によるビジネスチャンスがあるのです。

あなたの主張が、優良顧客を集める

インターネットでは、特にSNSの普及によって、消費者個人であっても自由に発言できる時代になりました。
あなたの主張に賛同した人が集まり、異論があると離れていきます。

顧客が少なくなるように思われますが、これは悪い事象ではありません。
あなたの主張とは合わないような人に、あなたの商品やサービスを売ったとしても、高い確率でクレームになるでしょう。
商品やサービスを購入する前から、関係性を構築しておく重要性は、クレームを未然に防ぎ、あらかじめ理想の顧客だけに限定して売れるメリットにもなります。

安いコストで実施できる

広告費にお金をかけられない事業者でも取り組めるのが、インターネット集客のよいところです。
ブログを開設したり、facebookやInstagramなどのSNSを開設したりするのは無料です。
HPでは、WordpressやJimdoといったサービスを使用すれば、無料〜利用できます。
独自ドメイン(自分が決めるURLxxxx.co.jpを指す)を持つ場合であっても、年間1万円もあれば、運用できます。
HP制作業者に依頼する場合の費用も、安くなりました。

また、一度コンテンツを発信すると、日本全国24時間365日ずっとあなたの代わりに営業をしてくれます。
そんなセールスマンを雇ったら、毎月いくらかかると思いますか?
インターネットを活用すれば、1日あたり数百円〜数千円で済んでしまいます。

インターネット広告を打つにはお金がかかりますが、インターネット広告はワンコインでも実施できます。

半永久的に集客できる資産になる

チラシやパンフレットは、刷った枚数以上には世に出回りません。
看板は、店の前を通った人にしか見てもらえません。
一方で、インターネット上で発信したコンテンツは、オフィスや自宅のパソコンに限らず、スマホが持ち運べるところであれば、電車の中でもトイレの中でもベッドの中でも、どこからでもたくさんの人の目に留まります。

そして、コンテンツを意図的に削除するか、コンテンツを投稿したサービスがなくなるか、インターネットそのものがなくなるか、、、
そうならない限り、半永久的に集客できる資産として残ります。

 

なぜ今やるべきなのか?

なぜ今やるべきなのか

成果が出るまでに時間がかかる

極力、広告費をかけずに取り組む場合、上記に記載したとおり、成果が出始めるまでに3〜6ヶ月の時間がかかります。
※実施当初から制作やインターネット広告(PPC広告やSNS広告など)にお金をかけられる企業は別です。

早く始めると将来的に有利になる

創業ウン百年、の老舗企業は、それだけで信頼されますよね。
インターネットの世界でも、同じような評価をされる傾向にあります。

古くからあるドメイン(xxxx.co.jp)は後述するSEOの判定条件の一つなので、早くからドメインを取っている企業は、インターネット集客に有利なのです。

もちろんこれから始める場合であっても、1秒でも(とは大げさですが)早く始めて、Googleからの評価を得られるように備えておくと将来的に役立ちます。
ですから、始めるなら早い方がいいのです。


ネット集客ができるようになるには

これからホームページやブログを作るならば、Wordpressをオススメします。
※当ブログはWordpressにて制作しています。

できない理由を潰す

できない理由を潰す
ネット集客を挫折してしまった理由は、企業によっていろいろあると思います。

  • 技術や知識がない
  • お金がない
  • 時間がない
  • 定期的に更新する情報がない
  • 成果が出なかった

挫折の理由を批判しても、なにもならないのですが、これからインターネットを使った集客に取り組むにあたっては、多くの企業がぶち当たる壁、継続できない理由を理解し、潰すようにしておかなくてはなりません。

これから創業する人や、これからネット集客に力をいれていこうと検討している事業者が抑えておくべきポイントです。

高度な技術や知識はいらない

かつては、インターネットを積極的に活用するには、それなりの技術や知識を勉強しなければなりませんでした。
しかし、昨今は、誰でも簡単に使えるようなサービスが登場しています。
例えば、Webサイト制作ではWordpress、Jimdo、ペライチなど、ブログサービスではアメブロ、はてな、Yahoo!など、SNSではfacebook、twitter、Instagram、LINE@などのように、登録して必要事項さえ入力できれば、すぐに使える、とても便利なサービスが増えています。

お金もかからない

100万円!?
一昔前、制作業者にHP制作を頼むと、100万円を超えるような時期もあったようです。
100万円を超える投資をした事実もあって、100万円で作ったHPをそのままいつまでも大切にされている事業者もいらっしゃいます。

しかし、今は、上記に挙げたサービスでは、0円〜使えます。
おそらく過去に100万円で作ったHPと同じような(もしくはそれ以上の)内容を低コストで作れます。

制作業者に依頼したとしても、上記に書いたような100万円という膨大な金額はかかりません。

また、広告を出すにしても、例えば、PPC広告(Pay Per Clickの略で、クリックされるごとに広告費が発生する料金体系の広告)などは、100円程度から気軽に始められます。

期待を上げすぎない

下のグラフを見てください。
(横軸が時間、縦軸がブログを書いた効果を表しています)
インターネット集客 期待と現実のギャップ

あなたの期待している効果は、青い線です。
HPを作ったら、ブログを書いたら、すぐに効果がある、=たくさんの人からアクセスされて、信用・信頼されて、問い合わせがあって、売上に繋がって、、、という効果を最初の時期から期待しているのです。
そのように考えて始める方が多いのです。

現実は、赤い線のように、なかなか目に見える効果が出てこない動きになります。 

最初に思い描いていた期待(青)と、現実(赤)とのギャップが、あなたのやる気を削いでしまい、辞めてしまうのです。。。

私は、ある程度の成果が出てくるまでには、3〜6ヶ月かかる、とお伝えしています。
3〜6ヶ月といった中長期的な時間をかけるように、最初の期待を下げたうえで取り組んでいけば、ギャップも小さく着実な成果を期待できるようになります!

 

“成果”を決める

成果を決める
HPやブログを漠然と始めたため、なにを成果としたいのか決めていない、もしくは当初の目的を忘れてしまって運用している方が大半です。
したがって、ネット集客の成果とは何か?決めるところから始めましょう。

“成果”の例

成果の内容は、業種業態によって様々です。

商品販売をしているサイトであれば、販売が成果です。
これは業績に直結していますので、わかりやすいですね。

商品は取り扱っているが、インターネットで直接販売をしていない場合は、問い合わせもしくは資料請求見積り依頼をしてもらう。

店舗ビジネスを展開している場合では、ネット(ブログやHP)とリアル(店舗での接客)の融合を図るために、店舗への誘導も成果になります。
理美容やエステのようなサービスを提供するような店舗を運営している場合は、来店予約をしてもらう。

SNSをやっているならば、いいね!を押してもらうや友だち追加をしてもらう。

メルマガ会員のような会員を募集し、顧客情報を獲得して、継続的にコンタクトを取れるようにするのも成果として考えられます。

私の場合は、問い合わせフォームからの問い合わせがある、メルマガの読者(リスト)を集める、の2点をネット集客の成果としています。

成果の求め方

セールスマンが高い業績をだすには、とにかく数をこなすか、1社1社信頼関係を確実に構築していき、契約できる可能性(成約率)を高めるか、になります。

成約率が低くても、片っ端から当たっていけば、そのうち当たります。
営業件数10件に1件の割合で契約(=成約率10%)できていたセールスマンが、100件の営業をすれば、月10件契約できます。

営業成績 = 営業件数 × 成約率
 (※売上に必要な、金額については説明から除外しています。)

それでは効率が悪いので、営業テクニックを駆使したり、数をこなしていくうちに経験値が上がってきたりすると、成約率が上がってきます。
5件に1件が契約(=成約率20%)できるようになると、50件営業すれば月10件の契約がとれます。
確率が高くなってくれば、営業する数を増やすほど、そのぶん契約できる数が効率よく増えていく計算になります。

ネット集客では、営業件数は”サイトへのアクセス数(訪問数)”に置き換えて考えます。

また、成約を”コンバージョン(CV:Conversion)”、成約率を”コンバージョン率(CVR:Conversion Rate)”と言います。
当ブログでは、あまり専門用語を使わないようにしていますので、成約、成約率で話を進めていきます。

ネット集客の成果 = アクセス数 × 成約率
ネット集客の成果 = アクセス数 × 成約率

したがって、ネット集客で成果を出したければ、アクセスを増やす、成約率を高めていく、のかけ算を考えていきます。


それぞれの視点については、全体の方向性、考え方や概念を中心に書いていきます。

アクセス数を増やす

アクセスを増やす

検索エンジン経由

Googleなどから検索をされたときに検索結果が表示される順番は、”検索に対する適正な答えをもっているであろうサイト”を、Googleのルール(検索に最適な回答をしているサイトを順位付けする)に従って、順番に並べ替えた結果を表示しています。
検索した人は、検索結果の上位に表示されたサイトを見るため、サイト運営者は、検索されたキーワードに対して、いかに上位に表示されるか、を工夫をしていきます。
これが俗に言うSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)です。

SEOには、大きく”外部SEO”と”内部SEO”に分かれますので、それぞれを説明していきます。

外部SEO

かつてのルールでは、外部リンクがたくさん貼られているサイトの評価が高く検索結果が上がるようになっていたので、外部リンクを売っていたSEO業者がいました。
昨今は、お金で買ったリンクはマイナス評価になる、とgoogleの方針で発表されています。
ご注意ください。

外部SEOによる効果は下がってはいるものの、評価の高いページからリンクされていれば、アクセス数の増加が期待できるでしょう。

内部SEO

昨今は、外部SEOに比べ、内部SEOであるコンテンツの品質が、評価されるようになっています。

品質の高いコンテンツとは、

  • 専門性がある
  • 独自性がある
  • 最後まで読まれている
の観点が、googleから評価されるようになっています。
これもgoogleの方針で明記されています。

Webサイトを作っただけで終わりではなく、質の高いコンテンツを発信していきましょう。

内部SEOでは、その他に、構造、タグの最適化、ページスピード、などの評価ポイントもあります。
※技術的な部分は、私の専門外のため、ここでは記載していません。SEOチェックツールを活用したり、SEOについて書かれたブログを探したりするとよいかと思います。

また、こうした技術面をクリアするために、専門の制作業者を活用されることをオススメします。

 

外部リンク経由

外部から御社が紹介されるリンクが貼られていれば、外部からのアクセス増加が期待できます。

また、自身で管理しているメディア間での連携も重要です。

記事を読んだその場で、アクションを起こしてもらうようにするには、SNSのシェアボタンやいいね!ボタンがある、ソーシャルリンクの設置が必須です。
1人のシェアやいいね!によって、その友だち数百人、数千人に拡散され、認知が一気に高まります。

また、その逆で、SNSでの投稿にHPのURLを付けたり、ブログ更新の発信をすれば、アクセス増加に繋がります。
基本情報欄にURLを記載しておくほか、SNSでの投稿にURLを書いておきましょう。

 

有料広告

アクセスを集められる即効性のある手法が有料広告です。
検索結果の上部や右部は、最もクリックされやすい広告スペースになっており、お金を払って、この広告スペースに掲載をしてもらいます。
要するに、必ず目に留まるポジションをお金で買って、短期的にアクセスを増やす手法です。

 

地道な手段

アナログな対応も、有効な手段です。

名刺交換で面識ができたら、あなたが何者か、(少なくともその場では)あなたに興味を持っていただいたわけですから、Webへの流入がしやすい状態です。

「HPを見てください」
「ブログを書いているので、読んでください」
「facebookをフォローしてください」
「LINE@で友だちになってください」

地味な取り組みですが、必ず口にするクセをつけてください。

ついでなので、私も言わせてください(笑)
『当記事が役に立ったら、最下部にあるfacebookいいね!やシェアを忘れずにお願いします!』


成約率を高める

成約率を高める

成果を出すための準備をする

ランディングページ(LP)を作成する

一球入魂。
ランディングページ(LP)を説明するには、最適な言葉かもしれません。

成約率を高めるには、成約させることだけを目的とした専用ページが望ましいです。

一般的に、「ランディングページ(LP)」と呼ばれています。
※ランディングは、着地を意味します。Web広告の飛び先としての着地するページ=「ランディングページ」となります。
今回意図する、成約を目的として構成されたページ、は着地させるページとは多少違うのですが、一般的に「ランディングページ」と呼ぶことが多いので、ランディングページ(LP)のまま進めます。

一般のHPでは、商品やサービスの説明、価格、問い合わせ、といったような目的に応じたページが並んでいます。
一方で、ランディングページ(LP)では、商品やサービスの説明や、価格、お客様の声、購入方法などをじっくり順を追って解説し、同一ページ内で成約させます。
購入までには信頼関係の構築が必要、とお伝えしましたが、ランディングページ(LP)内だけで信頼関係を構築させ、成約に至らせなければならないのです。
結果的に、ランディングページ(LP)は縦に長いページになります。

しかし、ランディングページ(LP)が全ての商品・サービスに適しているとは一概には言えません。
低単価で衝動買いもあるような商品は、ランディングページ(LP)だけで購入まで誘導できます。
逆に、検討期間が必要で、最終的な購入のステップへたどり着くには相当な時間がかかる場合、例えば、住宅の販売のような例がいいでしょう、ランディングページ(LP)だけで購入させるにはムリがあります。
その場合、購入を成果とみなすのではなく、資料請求や問い合わせ、展示会への来場予約、などをランディングページ(LP)の成果として捉え、その後の継続的な接触によって、信頼関係を構築し、最終的な成果(売上)に繋げます。

スマホなどの多様な端末に対応させる

スマホ普及率が高くなり、業種によっては、スマホからの検索がアクセスの大半を占めるようになってきています。

スマホが普及する数年前までは、パソコンの画面(大きく横長の画面)で見られることを前提にして、サイトが作られていました。
例えば、グローバルナビと呼ばれる横長のメニューバーがありました。

一方で、スマホの画面は小さく縦長のため、パソコン用と同じような構図ではとても見づらいページになってしまいます。
スマホでアクセスされたときに字が小さかったり、レイアウトが崩れていたり、ボタンが小さく操作がしずらいと、嫌になって違うサイトに行ってしまいますので、スマホやタブレットのような多様な端末からの閲覧を意識したレイアウトにしなければなりません。

そのため、Googleでも検索順位を決める基準を、パソコンサイトではなくスマホサイトのコンテンツで評価する施策を発表しています。
モバイルファーストインデックス(MFI)と呼ばれる方針で、2018年以降の導入が予定されています。

そこで、現在のWebサイトがスマホ対応されているか、確認してみてください。
ご自身のスマホで見てみることもできますが、簡単にチェックする方法が『モバイルフレンドリーテスト』です。

スマホ対応になっていないのは論外ですね。
固定幅で作られたパソコン用サイトをモバイル端末で見たら、横へもスクロール(スマホ操作では”フリック”)をしなければ全体を見られなかったり、スクロールさせるとナビゲーションが隠れてしまったり、拡大しないと字が読めなかったり、、、

続いて、パソコン用サイトを元にして、モバイルサイトに変換してある場合。
昔作ったサイトではこれが多いケースです。
例えば、flashが使われているようなサイトは、モバイルで見るサイトにも、そのままflashが使われているのですが、iPhoneではflashが見えません。

また、レスポンシブデザインになっているけど、操作しづらい(リンクが押しづらい)サイトもあります。
指の大きな男性に多いのが、意図しない隣のボタンやアンカーリンクを間違って押してしまう状況を回避させてあげましょう。

その他にも、住所や電話番号が画像に埋め込まれて書かれているサイトも多いです。
せっかくスマホですぐ電話をかけられる状況にあるのに、(画像の)電話番号をタップしても電話がかけられなかったり、お店への行き方をサッと調べたいのに、住所から地図アプリに連携していなかったりするのは、せっかくのビジネスチャンスを逃してしまっています。

上記に該当するようなサイトは、構造を変えるか、作り変えが必要になります。

 

お客様に響くキャッチコピーを作る

ランディングページ(LP)のヘッドラインでは、お客様はどのようなベネフィットを求めているのか、キャッチーなフレーズで惹きつけ、続きを読ませることが重要です。

キャッチコピーの制作などは、コピーライターへの依頼も考えられます。
ただし、コピーライターが一度書いたものがいいとは限らず、何度も反応を試して変えていくと、よりお客様に響くキャッチコピーに行き着きます。
何事も、作って終わり、ではありません。

 

成果に繋がる構成のページを作る

ランディングページ(LP)は、アクセスに対して、高い率で成約しなければなりません。

そこで、ヘッドラインの他にも、顧客が納得できる文章構成、例えば、問題提起に対して、効果的な解決策、競合商品との違いを明示しましょう。
お客様の声などで実績や証拠を伝えるのも有効です。
見た目がいいサイトが成果を出せる、ということではありません。

取ってほしい行動=成約を明確にし、行動させやすくする視認性や操作性も忘れてはなりません。
問い合わせや購入のボタンを目立たせたり、問い合わせのための入力項目が多いと面倒くさいと思われてしまうので、入力項目を極力少なくしたり、お客様が不安がるようなポイントは事前に説明しておいたりすると、成約率アップに繋がります。

また、成約に関係のない余計なリンクを貼ったりすると、離脱してしまう可能性が高いため、不用なリンクは極力控えるようにしましょう。


オススメのインターネット集客パターン

オススメのインターネット集客パターン
成果を出すには、あなたの属する業界やあなたを取り巻く環境によって、多少異なってきます。
まずはどのような全体像で進めていくかを選択することから始めます。

SNSの注意点

SNSは今や欠かすことのできない集客ツールです。

しかし、SNSだけやっていればいいか、というと、そういうわけではありません。
なぜなら、SNSは「資産」とはならないのです。

SNSでの投稿は、検索エンジンには引っかかりません。
過去の投稿を遡ってみることはできますが、基本的に「使い捨て」となります。

そして、SNSはサービス終了もありえます。
国内最大のSNSと呼ばれていたmixiを利用している人を見かけなくなったように、いつfacebookが、instagramが、twitterがなくなるか、、、

ホームページ

ホームページ(HP)
まず、ホームページHPの存在は必須です。
体系的・網羅的にまとめられてホームページは、信用を確保する集客ツールとして、最低限、用意しましょう。
最初に書いたとおり、信用されて当たり前です。

 

ブログ×SNS

ブログとSNS

私は”ブログ”の投稿をおすすめしています。

HPでは書ききれないこだわり、日々の活動、新しい情報、、、あなたはお客様に伝えたいことが山のようにあるはずです。
お客様は、あなたからしか知りえない情報を求めています!

お客様が求める情報が書かれたブログ記事が、検索エンジンで上位に表示(SEO)されるようになり、検索エンジンから継続的な集客に繋がります。

そして、集客した見込み顧客から信頼を獲得するには、コミュニケーションの頻度をできるだけ多くとる姿勢が重要になります。
見込み顧客に対して、時間と回数をかけて何度も接して(コンテンツを発信して)いれば、あなたが信頼に足る企業・人物であると十分に理解していただけます。

SNSと組み合わせた活用方法としては、
まず、「ブログを更新しました」という投稿により、交流のある方に向けたコミュニケーションツールとして活用しましょう。
そして、SNSに投稿からシェアされれば、新規の更なるアクセス増加、HPへの流入、問い合わせなどへの成約が期待できます。

その他にも、専門職の強いサービスでは、”メルマガ”発行も有効です。
そこで、メルマガ登録(メアド入手)をインターネット集客の成約と設定し、定期的なメルマガ発行によって信頼関係を構築する流れもオススメです。

 

大手サイト

大手サイト
飲食店ではぐるなびやホットペッパー、理美容店ではホットペッパービューティー、小売店(ネット販売)ではアマゾンや楽天、Yahoo!のような、とにかく集客力のある超大手のサイトに登録をしたり、その他ポータルサイト、まとめサイトに掲載されることが考えられます。

個がどんなに頑張ったとしても、大手の集客力には敵いません。
大手の集客力を活かして、一気にアクセスを集め、来客や購買に繋げることが可能になります。

ただし、注意をしていただきたいのは、以下の3点です。

掲載できる内容が限られる

他社のページに掲載してもらうことになりますから、ルールに従わなくてはなりません。
掲載枠が限定され、掲載内容も固定されていることが多いため、あなたのお店のこだわりや、お客様へのメッセージを存分に書き連ねることは難しくなります。

そのため、たくさんの企業・店舗が集まっているなかでは、お客様は(主に)価格や割引クーポンでしか比較できなくなってしまいます。
あなたが選ばれるには、ホームページHPやブログなどに誘導し、情報をしっかりと補填してあげることが必要になります。

多額の費用がかかる

継続的に掲載費がかかり、販売手数料のような負担を強いられることになります。
小さな個人経営のお店であっても、決められた額、割合の費用がかかり、経営を圧迫する可能性が高いです。

リピートには自助努力が重要

新規集客は、ある程度、大手サイトに頼るのも仕方ありません。

しかし、リピート客獲得においては、大手サイトに頼るのではなく、自社集客の工夫を施さなくてはなりません。
クーポンやポイントなどの価格面でのメリットを目当てに来られたお客様であることが多いのですが、
いかにして自社の魅力を知ってもらうか、次にまた来てもらうか、優良顧客に変えていくか、に意識して取り組む必要があります。

 

有料広告×ランディングページ(LP)

有料広告+ランディングページ(LP)
成果を早く出したい場合は、成約率の高いランディングページ(LP)を作り、有料広告を使ってランディングページ(LP)へアクセスを集めて成約に繋げます。
端的に言ってしまえば、お金をかけて、さっさとアクセスを集めてしまう組み合わせです。

先にも書いたとおり、ランディングページ(LP)だけあればいいわけではありません。
ランディングページ(LP)だけでは伝わらない情報、特にホームページHPなどでしっかりと情報を得てから、、、と考えるお客様もいらっしゃいます。
ホームページHPで情報の補填をしてあげると、信用を与え、購入につながりやすくなります。

また、目先の成果を上げるために有料広告を使うとしても、先に挙げた信頼関係構築のステップをやらなくてもいいわけではありません。
なぜなら、広告を打たなくなったら、アクセスが一気に少なくなってしまうからです。


成果を出すために改善を図る

常に”テスト”を心がける

特に、ランディングページ(LP)×有料広告の組み合わせでは、ABテストのような取り組みができると、改善に取り組みやすくなります。
ABテストとは、内容の一部分または全部を変えたAとBの2パターン用意し、どちらの方がより効果の高い結果が得られるかを実験する方法です。

2パターンに限らず、3パターンでもいいので、ポイントを少しずつ変えて、成果が高くなる理由を突き止めていきます。
コストはかかりますが、一時的な成果だけにとどまらず、事業者側もノウハウが蓄積される有効な手法なのでオススメしています。

PDCA もっとも重要なのはC(CHECK)!

※PDCA、という用語を聞いたことがあると思いますので、説明は省略します。

ここまでお読みいただいた方は、おそらく行動(D:Do)するでしょう。
特に、経営者は行動力が高いので、さっと動く。
これは、とてもすばらしいことです!

しかし、C(CHECK)をできない経営者が多いのです。残念ながら。

CHECKをしないとどうなるか??

ホームページを作った(D:Do) ⇒ 反応がない ⇒ ホームページが悪い ⇒ ホームページを新しくしよう(P:Plan) ⇒
ホームページを作った(D:Do) ⇒ 反応がない
を繰り返してしまいます。。。

インターネットで集客をする取り組みを進めたら、必ず状況を確認し、アクセス数と成約率を測定してください。
やったら、やりっぱなし、ではダメです。

Google Analyticsや、Google SearchConsole(いずれもGoogleが無料で提供している分析ツール)を活用して、日々アクセスを把握します。
アクセス状況などを活かして、新しいコンテンツの検討や、成約の改善に役立てなければなりません。

計画目標値に対して、どの程度の実績値があるのか、どの程度乖離しているのか、原因がなにか?をしっかりと見極めることがCHECKです。
そして、どのような対策を講じるのか(A:Action)を行わなければ、違う取り組み(D:Do)をいろいろやっても同じ結果になっていまいます。


ここまでは、主に一般論として記載をさせていただきました。
ここからは、ネット集客に取り組むにあたってのコンサルタント活用、のご提案になります。

コンサルタントの役割

コンサルタントの役割

最短距離で成果を出せるコンサルタント

今や、何事もインターネットで調べられる時代になりました。
また、Webマーケティングに関する本は書店に行けばたくさん並んでいます。
これまでに記載した内容を理解し、ご自身で取り組もうと思えば、ある程度形にできるでしょう。

業績を上げるのは、あくまで事業者自身のやる気・行動が必要ですが、ノウハウも必要とします。
必要なノウハウを探し出し、ノウハウを得るだけで相当な時間や労力を費やしてしまいます。
最短距離で成果を出すには、経験のあるコンサルタントにご相談ください。

“森を見る”ができるコンサルタント

「木を見て森を見ず」(意味:小さい事象に心を奪われて、全体を見通さない)という言葉があります。

これまでずっとネット集客だけの話をしてきましたが、あなたが本当に必要としていることがなにか、経営全体を見た提案できます。
「個別の課題」だけを見るのではなく、「経営全体」からそれぞれの「個別の課題」を見る、これが経営コンサルタントの仕事です。
例えば、インターネット以外の販売促進も含めた売上アップの施策、業務改善、IT導入、補助金活用、資金調達などです。
仮に、私の専門外である分野の課題がある場合は、適正な人材を紹介しておりますので、経営全体のお困りごとを相談いただけます。

個別対応できるコンサルタント

セミナーで講演をさせていただいたり、ブログでノウハウを提供したり、幅広く活動をさせていただいております。
しかし、複数の聴講者を相手にするには、広く浅くの話にならざるをえません。

PDCAを回すにあたって、C(CHECK)ができない場合には、一緒にCHECKをして、次のActionがなにかを一緒に考える。
成果が出たら、次のステージは何か、企業ごとに本当に必要な取り組むべき課題を指導するのがコンサルタントの役割です。

また、成果が出るまで時間がかかるので、期待は下げて、とお伝えしましたが、一番心配なのはモチベーションが下がってしまうことです。
モチベーションを維持させるために、時にはお尻を叩き、行動をしていただく指導もコンサルタントの役割です。

ネット集客の全体最適を見極めるコンサルタント

私は、万能!!ではありません。

例えば、Web制作はできません。
SEOなどの技術的な対応や制作業務は行えません。
Web広告についても、基本的には広告代理店の利用をオススメしています。

また、コンサルタントは成果を出させてナンボ、ですから、クライアントに動いていただかなくてはなりません。
私が支援をしてきて、成果を出せるクライアントは以下のように考えます。

  • 一定期間の猶予を理解し、成果を出すと決めた経営者
  • フットワークが軽い担当者(経営者)
  • 実行・振り返りができる担当者(経営者)

コンサルタントと最適解を探す
コンサルタントの経験とノウハウで全体最適を判断し、(必要に応じて)Web制作業者、広告代理店などを活用しながら、最適な成果を出していきましょう!


最後に

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ネット集客のお悩みを聞かせてください。
眞本崇之

    仙台、大阪、神戸、などの地方のクライアントもおり、skypeコンサルも実施しています。
    skypeアカウントをお持ちでない方でも、もちろん対応可能です。

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