自社の強みの書き方・考え方[小規模事業者持続化補助金]

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小規模事業者補助金では、様式2の4分の1(4つの記入欄の1つ)を占める「強み」は、審査において、超が付くほど重要な項目です。

「強み」をしっかりアピールすることで、得点を稼いでおきましょう!

「強み」の見つけ方

☑ 日本で一番
☑ 地域で一番
☑ 特許などを持っている
☑ 競合他社と比べて優れている
という点を挙げられればベストですが、人様に誇れる強みなんてない、とお考えかもしれません。

しかし、安心してください。
実際に、他と比べて優位性を持っている申請者は少ないですし、強みの優劣で採択が決まるわけではありません。

それでも、計画書には「強み」を挙げなくてはいけません。

強みとして挙げていただきたいものは、
☑ ご自身が得意としていること
☑ お客様に褒められたこと
☑ お客様から評価してもらっていること
☑ (効果は少なくても)積極的にチャレンジしていること
など、どんなに些細な事でも構いませんので、自信を持って書いていきましょう!

低価格は「強み」ではありません!

うちは低価格が強みです、と記載される事業者が多くいますが、低価格であること自体は、強みではありません。

例えば、
一括仕入れの体制があるため、低価格でも利益確保が可能
自社ビルで家賃がかからないため、低価格での提供が実現
のように、
低価格でも利益を出せるビジネスモデルが「強み」なのです。

「強み」記載時のポイント

強みがもたらす影響も書く

強みが、経営にどのような影響を与えているかを説明します。

立地がいい、という場合を例にすると
『当店は駅近で通行量が多い立地にあるのが強みです。その結果、、、』
☑ 会社帰りの立ち寄り客が多い
☑ 近隣大型スーパー利用客からのついで買いがある
☑ 雨の日でも比較的売上が安定している
☑ 交通の便がよく、遠方からの従業員も働きやすい
のように、影響を与えている内容を付加して説明をしてみてください。

わかりやすく書く

「〜が強みです。」
「強みは、〜です。」
のように、審査員にわかりやすいように書き方をしましょう。

繰り返しますが、「強み」だけで4分の1を占めるわけですから、強み欄はしっかり記載しましょう!

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