売上を上げるために取り組む順番は?

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売上=客数×客単価×リピート回数

売上の現状分析をするときに一番最初に出てくるのが、この方程式です。

売上は、客数と客単価とリピート回数で成り立っていますので、売上を客数、客単価、リピート回数の3つに分解をして、どこが落ちているのか、どこを改善すればよいかを探し出します。

つまり、売上を上げるには、客数、客単価、リピート回数のいずれかを上げればよいので、分解した項目に対して、対策と強化を行っていくことになります。

売上アップ施策の順番

①客数

たいていの場合は、集客ができていないことが売上低下を招いています。

客数(集客できた結果や集客目標)をさらに分解してみると、
=集客しようとした母数(リード数) × 成功率(成約率・コンバージョン率)
となります。

集客できていない現状は、
集客しようとしていないのか、成功率が低いのか、
集客するには、何をすればいいのか、を考えていくことになります。

②リピート数

集客ができても、リピートがなければ、常に新規集客を繰り返さなければなりません。
そして、リピートがなければ、安定した売上は期待できません。


売上を改善させようとする場合には、まず集客とリピートを高めることを優先してください。

客単価を高めるのは、その次、となります。

経営者が数字に強くなる"分解して考える力"
経営者の多くは、数字に苦手意識を持っています。しかし、経営者が知っておくべきことは、あくまで会社の売上を上げたり、目標達成に必要な会社の戦略、それに必要ないくつかの数字だけです。それは、簿記ではありません。財務諸表の読み方でもありません。経営者が数字に強くなるには、物事を「分解」して考えることが大切です。

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