IT導入補助金と小規模事業者持続化補助金のW申請。WEB制作から販路開拓までをスムーズに行うには

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私が多くご支援させていただいている小規模事業者持続化補助金では、多くの方がWeb制作を補助対象経費として申請される方が多いです。

【特集】小規模事業者持続化補助金の申請に関する記事をまとめました(平成29年度補正予算対応)
平成29年度補正予算 小規模事業者持続化補助金の採択に向けて、過去のブログ記事などをまとめました。過去の採択事例や支援実績を踏まえて、公募の概要、書き方のポイントや申請時の注意点など、要点を抑えて端的にまとめたブログ記事です。小規模事業者持続化補助金を申請してみたい方、申請を検討されている方、申請準備をされている方、はチェックしてみてください!

現在、小規模事業者持続化補助金とIT導入補助金が同時に動いていますので、1つご提案をしたいと思います。

申請する経費の使い分け

多機能なWebサイト(例えば、予約管理をしたい、顧客管理をしたい、在庫管理システムと連動させたECサイトにしたい、など)は、小規模事業者持続化補助金の補助対象であるのですが、多機能な分、サイト制作だけで、相当の費用がかかってしまいますので、そのあとの販路開拓にまで補助が回らず、自費で行うことになります。

そこで、ご提案するのが、
多機能なWebサイトは、IT導入補助金の申請を進め、
小規模事業者持続化補助金では、作ったサイトへのアクセスを促すような販路開拓への費用補助を受けることが望ましいと思います。
注)どちらの補助金もサイトの制作費を補助、ということはできません。制作と販売促進とに分けることが必要です。

W申請が可能

また、小規模事業者持続化補助金とIT導入補助金の、W申請は可能です。

※W申請が可能、とお伝えしているのであって、採択されるか、というのは別問題です。

IT導入補助金は、100万円以上の経費で最大50万円(補助率1/2)
小規模事業者持続化補助金は、75万円以上の経費で最大50万円(補助率2/3)
ですから、最大100万円が補助されることになります。

ただし、IT導入補助金は、使えるツール、対応できるITベンダー(IT導入支援事業者)が決まっています。
事前にITベンダー(IT導入支援事業者)にご相談のうえ、申請準備を進めるようにしましょう。

【まとめ】どんなシステム・サービス・ツールが対象になるの?IT導入補助金(2018年)の要件
IT導入補助金の説明をすると、どういうサービスが対象になっているんですか?という質問が多く挙がります。大きくは、フロント業務と呼ばれる顧客との接点となるツール、ミドル業務と呼ばれる社内を管理するツール、バックオフィス業務と呼ばれる経営を管理するツールのうち、2つ以上を満たすパッケージが対象になります。2018年の補助金制度のポイントと、実際の相談事例、申請の進め方もまとめて解説します。

 

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